私の役割とひとつの警鐘◎私の役割とひとつの警鐘・・・・5月1日 エメラルダさんから昨日の日記に、次のようなコメントをいただき ました。 >天災や大規模な事故は誰かが書き続ける必要があるのですね。 まさにその通りだと思います。 では、その「誰かとは誰」でしょうか? 私は、 阪神淡路大震災で被災しました。 去年の台風による集中豪雨で近い親類を亡くしました。 この大惨事で親しい友人を失いました。 まるで「私に書き続けろ」と言っているかのようですね。 もし、天が私にその役割を負わせようとしているのなら、引き受け ないわけにはいかないでしょう。 喜んで、「私の役割」を果たしていきたいと思います。 ◆なぜ兵庫県なのか? 阪神淡路大震災。 昨年の豊岡などの大水害。 そして、この大惨事。 なぜ兵庫県なのでしょうか。 もちろん兵庫県だけというわけではありませんが、途轍もなく大きな 災害がこの地域で起こっていることは、疑いのない事実です。 兵庫という「兵器の倉庫を思わせる名前」がよくないのでしょうか? 兵庫県民の日頃の行いがよくないのでしょうか? まったく関係ないとは言えないかも知れませんが、もっと奥深い警告 が込められているようにもいます。 それは来年2月16日に予定されている「神戸空港」の開港です。 今ここで「開港反対」と叫ぶつもりはありません。 それよりも、まず「安全の確保」を最優先していただきたいのです。 ◆ありがとうメッセージを贈ろう 今回の尼崎の列車事故は、「過密ダイヤ」が原因のひとつと指摘 されています。 JR尼崎駅の8時台の発着列車は、上り方向だけで何と50本以上 もあるのです。 時刻表を見ると、ホントにビックリしますよ。 だから一本が少し遅れただけで、後の列車の大幅な遅れにつながる 訳です。 しかし、過密ダイヤということは「遅れても次の電車がすぐ来る」 のですから、実はそんなに困らないのです。 「数分遅れるだけで仕事などに差し支える」ようなスケジュールを 組む方がどうかしているのです。 また、遅れて文句を言う人は「ほんの数人」でしょう。 このような人たちを「お客さん」と見立てることは、顧客満足では なく、「ワガママ人のエゴ満足」策です。 とはいえ、JR西日本だけを非難することはできません。 なぜならば、私たちは「何事も起こらないことが、それだけで素晴 らしい恩恵」ということに氣づいていないからです。 「いつも安全を心がけていただきありがとうございます」 とか 「少しくらい遅れても、安全運転してくださいね」 などの意思表示をすることは(私を含めて)ほとんどないですよね。 これでは「文句言い」に歯が立ちません。 これからは、ドンドン「ありがとうメッセージ」や「応援」の 意思表示をしようではありませんか。 そのためには、この日記の趣旨である「いいこと探し」モードに なり、いいことを見つける能力を磨いていくことが必要です。 これは事故防止のみならず、明るい社会を創るために必要では ないかと思います。 ◆ひとつの警鐘 すみません。 話がそれてしまいました。 神戸空港の件に戻ります。 神戸空港ができると、大阪湾周辺には 関西空港、大阪空港、但馬空港、徳島空港、高松空港、岡山空港などが ひしめき合うことになります。 とりわけ、神戸空港、関西空港、神戸空港の三つが激しい乗客争奪戦を 繰り広げるでしょう。 加えて、過密ダイヤは必至です。 その結果、 1便の遅れが、同じ空港だけでなく他の空港のダイヤを乱すことに なる。 だからパイロットや管制塔は、遅れまいと極度の緊張を強いられる。 遅れた場合、無理な発着体勢をとる・・・・・。 そして、みんなが「焦り」の心理状態に陥る・・・・・。 なんだか今回の大惨事に似ていませんか? 航空関係者の方々には、ぜひとも尼崎の大惨事を自らに置き換えて 対策を講じていただきたいと思います。 何かあったとき、「想定外だった」という言い訳は絶対にしないで くださいね。 これで、ひとまずこの話題を終わりたいと思います。 でも、私の役割上、これからも災害や事故を予防するための提言を することがあると思います。 その際は、ぜひともご意見やご指導をよろしくお願いいたします。 次へ 楽天日記に戻る ジャンル別一覧
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